営業時間 | 特になし |
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住所 | 静岡県賀茂郡松崎町江奈742 |
駐車場 | あり(無料) |
松崎町の海岸沿いにひっそりとたたずむ、弁天島。この弁天島は、元々は陸から離れていましたが、1975年に工事により陸続きになりました。陸続きになったといっても、実際に島にいってみると、独立した島のように感じます。そして、この島の上の方に、厳島神社が佇みます。この島に行くには、松崎町の町内から海側に進み、ホテルの付近の駐車場に駐車します。すると案内看板が見えてきます。
この駐車場から、奥に向かうと、弁天島に渡る階段と道が見えてきます。この段階で、独特な石や岩が視界に入ってきます。この石や岩が、海底火山の名残であり、こちらの弁天島が世界ジオパークのジオサイトに登録された理由です。この岩は、海底噴火で溶岩が海底に流れ、海水によって急激に冷やされて砕けたものです。専門用語ですと、水冷破砕溶岩といいます。これは、伊豆の他の地区でも見ることができ、例えば下田の恵比須島でも同じような光景が見られます。そして、これらが、隆起して地上に表れたものが、弁天島です。
この階段を登ると、島の遊歩道に出ます。この入口の岩には、多くの方が目を奪われるでしょう。
ここから遊歩道がスタートです。
そして、遊歩道の最初に、いびつな洞窟があります。少し怖いですが、この洞窟をくぐると、海が視界に開けてきます。
松崎の海は、透明度が高く、とても美しい海です。散策をしながらこの海を眺めることができるのも、魅力の一つです。
弁天島の周囲を歩いていくと、ウバメガシという貴重な植物も自生しています。ウバメガシと、その間から眺める海はともて絵になります。
一周が200m程ですので、時間にすると10分くらいで散策が可能です。終盤には、岬のような岩に、お墓のような石があります。これが何のためにあるのかは不明です。今後、調査をしていきます。
また、散策路の終点には、鳥居があります。この鳥居をくぐり、99段の階段を上がっていくと、厳島神社が佇みます。
頂上に鎮座する厳島神社は、大神、七福神の弁財天が祭られています。そのため、この島は、弁天島と称されます。元々は、古代島といわれていたそうです。
松崎町を訪れる際、もしくは西伊豆に向かう途中に、ぜひ、立ち寄り散策をされてみてください。
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