住所 | 静岡県駿東郡長泉町下土狩663 |
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電話番号 | 055-989-4904 |
駐車場 | あり(無料) |
割狐塚稲荷神社(わりこづかいなりじんじゃ)は、三島から車で10分ほどに位置します。道路沿いにあるため、アクセス抜群です。多くの方が、割狐塚と聞き、珍しい名称だと感じるかと察します。割狐塚稲荷神社には、割狐塚という6メートルほどの塚があり、割狐岩という岩があります。なぜ割狐塚というかというと、「割れ目から、狐が、飛び出した塚」だからだそうです。実際にみてみると、そのようにいわれるのも納得の様相です。約1万年前の富士山の噴火で流れ出た溶岩、三島溶岩がこちらの塚を作りました。そのような貴重な生い立ちより、世界ジオパーク伊豆のジオサイトに登録されています。また、境内には、いくつにも連なる朱色の鳥居が設置されており、その光景に目を奪われます。境内は広くはないため、15分程の所要時間で観光が可能です。珍しい地形、いくつもの美しい鳥居、これらを15分程の所要時間で愉しめるのが、割狐塚神社の魅力です。
さて、こちらの神社には、無料駐車場が完備されており、そこに駐車するところから、散策が始まります。駐車場の付近に受付があり、そちらでは御朱印やおみくじが楽しめます。
そのすぐ近くには、いくつもの鳥居があり、塚に入る前に驚かされます。こちらの入口以外にもいくつかの方角から塚に入ることができ、それぞれ10~20の鳥居が設置されています。
こちらの入口からは、早速大きな岩が視界に入ります。これが1万年前の溶岩であると考えると、ロマンを感じます。流れる溶岩の表面が固まり、殻ができます。しかし、内部の溶岩は溶けたままです。後から流れ出てくる溶岩が、その殻を押し上げて、ドーム状、つまりは塚を作ったとのこと。
塚は3m前後の岩に囲まれており、なんともいえない閉塞感があります。
その塚の中を歩くと、すぐに割狐岩が見えてきます。
この中に老いた狐が住み着き、夜になると岩の割れ目から出てきたという言い伝えです。近くで見るとかなり大きく、たしかに狐が割れ目から飛び出してきそうな雰囲気です。
こちらの出口にも、20近くの鳥居があります。
本殿は、割狐塚の先にあります。やはり狐が守っているようです。割狐塚神社は、土地を豊かにし、商売繁盛や家内安全のご利益があるといわれています。
岩の割れ目を縫って生えている木。富士山の溶岩が、塚を造り、その塚で生命が育まれている。悠久の時間と神秘を感じるシーンです。このような何気ないシーンが、割狐塚神社には数多く存在します。
三島、沼津、長泉に足を運ぶ際には、ぜひ、お立ち寄りください。
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