住所 | 静岡県沼津市西浦江梨 |
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駐車場 | あり 有料 |
大瀬崎(おせざき)は、沼津地区にある砂嘴と呼ばれる地形です。海岸沿いの下流によって、岩や石が運ばれて、帯状にたまりました。伊豆半島には、弓ヶ浜、御浜崎など、砂嘴と呼ばれる嘴のような岬がいくつかあります。そのような中でも、この大瀬崎はめずらしい特徴があります。それは、岬の真ん中に神池といわれる、淡水の池があることです。海まで数十メートルなのにも関わらず、淡水の池がある。これは、伊豆の七不思議に数えられており、その原因はまだ解明されていません。そして、国の天然記念物に指定されているビャクシンの樹林、透明度の高い海など、美しい自然に囲まれております。透明度の高い海には、多種多様な魚やサンゴが棲みつき、スキューバダイビングの聖地として知られています。岬には、 海の守護神として崇敬される大瀬神社があります。漁船模型が数多く奉納されており、地域の信仰の対象とされています。
さて、大瀬崎にいくには、手前の有料駐車場に駐車します。比較的広い駐車場であるので、ハイシーズンでなければ駐車可能です。
また、大瀬崎全体を見たい方は、駐車場に下る前の、案内板があるスペースに車を停めるといいでしょう。2~4台の車を停めることができ、高い位置から大瀬崎、富士山を眺めることができます。岬の中に入っての視点とは異なるため、違った大瀬崎を楽しめます。
こちらがこちらが、そこから見た、大瀬崎の全体です。
駐車場から岬まで歩く途中は、石の海岸を歩くルートと、ダイビングショップなどの裏側を歩くルートがあります。
大瀬崎はダイバーの聖地と称されており、数多くのダイビングショップがお店を構えます。
浜からはダイバーたちがダイビングを楽しんでいるシーンや、反対側の陸地が見えます。場所によっては、富士山を眺めることもできます。
岬の入口には、大瀬神社が佇みます。海の守護神として、今もなお地域から信仰される神社です。
大瀬神社をしばらく進むと、ビャクシンの樹林があり、そこの先には神池が身を構えます。
神池は、海まで数十メートルなのにも関わらず、その水は淡水です。つまり、神池に住んでいるのは、海の生き物ではなく、鯉などの淡水魚と、亀などです。
こちらが神池の鯉。鯉が海にいることはないため、この池が淡水であることがわかります。
池の周囲を歩いていると、亀が折れた木の上で身を休めておりました。このような光景を眺めると、時間がゆっくり流れていると感じます。
大瀬崎の魅力の一つが、ビャクシンの樹林です。樹齢1000年の樹木もあるらしく、その大きさ、太さに驚愕します。
曲がりくねった曲線がとても美しく、まさに天然のアートといえるでしょう。
こちらが、ジャクシンの樹林の中心にある、樹齢が一番古いビャクシン。これは大瀬神社の御神木でもあります。
岬の反対側に行くと、このような大きな石が海岸沿いに続きます。この石たちが海流で運ばれ、この岬を創ったと考えると神秘を感じます。
多くの神秘的なシーンに巡り合える自然スポットである大瀬崎。ぜひ、足をお運びください。
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