明神池・煌めきの丘・松江古墳(西伊豆歩道　井田コース)

西伊豆歩道(井田コース)は、多くの遊歩道の中でも、多くのコンテンツが散りばめられた遊歩道です。煌めきの丘からの絶景、松江古墳、井田の町並み、明神池と、それぞれが主力級。沼津土肥線という道を走る途中にあります。この沼津土肥線は、御浜崎、碧の丘、大瀬崎と素晴らしい自然スポットが多いのが特徴です。数多くのこの道路は通っていますが、煌めきの丘にはつい足を止めてしまします。

さて、西伊豆歩道(井田コース)は、多くの場合、沼津土肥線上の煌めきの丘に駐車して、散策が始まります。この煌めきの丘は、太陽の位置によって海面がきらきらときらめいて見えるため、この名がつけられたとのことです。

全体図は、このような感じです。

そして、正面に富士山を望み、駿河湾を挟んで井田地区を一望できます。今は菜の花の季節ではありませんが、1・2月は、眼下に広がる菜の花畑の黄色と海とのコントラストがとても美しいです。井田と描かれた田んぼもユニークです。

煌めきの丘の下には、松江古墳が佇みます。6世紀末に築造された古墳群とのことです。それらが、17基程あります。しかし、まだ私自身勉強不足なので、多くは語れません。

松江古墳の奥に見えるのが、明神池です。この明神池には煌めきの丘、松江古墳からもいけますが、井田まで車で降りて直接行くことも可能です。

明神池は、海跡湖といわれる、元々海だったものが閉ざされ、淡水になった湖です。御浜崎、大瀬崎のような、砂嘴といわれるくちばしのような地形が、時間を経て閉ざされ、閉ざされた海が、時間をかけて淡水になって形です。地質学的にも珍しく、世界ジオパーク伊豆の一つのスポットとして登録されています。また、写真だと大きく見えますが一周が10分くらいなので、気軽に散策できるのも明神池の魅力です。

淡水であるため、海とは異なった生態系が形成されています。例えば、カエルなどが多く生息しております。しかし、こちらのカエルはとても賢く、2メートルほど近づくと、すぐ湖に入ってしまします。そのため、写真撮影はできませんでした　笑

四阿やベンチなど休憩スペースも設置されています。

そして、この散策に欠かせないのが、井田の町並みです。沼津市に位置する井田ですが、その様相は、まるで昭和時代。民家が多いため撮影ができないのは残念ですが、タイムスリップしたような感覚を味わえます。ダイビングなどが盛んな町ですので、民宿に宿泊し、それを楽しむのも、井田の楽しみ方かもしれません。ぜひ、一度足をお運びください。