営業時間 | 開園時間:4月〜10月 9時00分〜17時00分(最終入園16時30分) / 11月〜3月 9時00分〜16時30分(最終入園16時00分) 休園日:毎週月曜日(月曜が祝日や振替休日の場合はその翌日が休園日) 年末年始(12月27日〜1月2日) |
---|---|
住所 | 静岡県三島市一番町19-3 |
駐車場 | あり(無料) |
公式ホームページ | https://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/shousai018678.html |
水の都、三島。その三島を体現する約2万坪の市立公園であり、この町に住む人々の憩いの場です。1890年に小松宮彰仁親王が造り、1952年に三島市市立公園になりました。JR三島駅からも近く、三島を訪れる観光客の方にとっても人気のスポットの一つです。私も三島に足を運ぶ際には、ついこちらに立ち寄ってしまいます。何度行っても飽きないその魅力。季節ごとに見るべきスポットが変わるのもありますが、静寂なスポットと豪快なスポットのギャップがその大きな理由だと思います。静寂なスポットですと、庭園の中の森、数々の池、水に佇む楽寿園、豪快なスポットですと庭園内の三島溶岩、小浜池などが挙げられます。
さて、JR三島駅の南口から30秒ほど歩くと、楽寿園の入口があります。ちなみに、入口付近の鰻屋さん、うなぎの坂東はぜひおすすめしたい名店です。いくつか入口がございますが、三島駅からいくのが一番わかりやすいかと思います。
300円程の入館料を支払って園内に入ると、まず小浜の森があります。この森には様々な木があり、静寂な雰囲気が漂います。こちらを歩くだけで、癒しのひと時となるでしょう。
夏の時期では、地元の子どもたちがクワガタを採集していたりします。そんな光景も心をいやす瞬間です。また、夏の時期は蚊がとても多いため、虫よけスプレーなどをもっていくとより快適に散策を楽しめるでしょう。
小浜の森をしばらくあるくと、三島溶岩流が視界に入ります。むしろ、散策中、至る所に点在しています。そして、これらの溶岩は、三島を語る上で欠かせません。三島は、約1万年前、富士山から溶岩が流出しました。愛鷹山と箱根に挟まれた谷を流れ降りてきたそうです。この三島溶岩流が、三島北部を創り出したとのこと。そして、その溶岩の隙間を通って、富士山の雪解け水が、川や池に流れ込んでいます。
この楽寿園では、むき出しになった三島溶岩流を鑑賞することができます。
少し引いて見ると、ごつごつした岩でこれが溶岩であることを察することができます。
こちらが縄状溶岩。縄状溶岩は、粘り気が少なく流動性に富んだ玄武岩質のマグマが固まるときにできます。固まった溶岩の表面が、固まっていない内部の溶岩に引っ張られ、縄のようなしわを作ります。それを何本か並べたように見えるため、縄状溶岩と称されています、そして、これは、富士山の溶岩の特徴です。
そして、苔が美しく茂ったこちらは、溶岩塚です。溶岩流が固まり始めた際、周囲の溶岩に押し上げられてできたとのことです。近くで見るとかなり大きく、とても迫力があります。
散策を続けると、このような竹柵と緑の相性など、何気ない美しさに溢れていることに気づきます。
しばらく歩くと、これまでとは一転してスタイリッシュな食事処に着きます。こちらでは、地元の三島の料理から、そばやアイスクリームなど万人受けするものまで、様々なメニューが取り揃えられています。
休憩所やイスも設置されており、自分のペースで散策ができます。
こちらは、すずめヶ池。小さい池ですが、情緒に溢れています。
こちらが楽寿園の代表的な池である、小浜池。楽寿園の入口には、こちらの水位も表示されています。
小川に漂うのは、ミシマバイカモという水草です。5月から9月には小さい花を付けます。こちらが流されそうに漂う姿には見とれてしまいます。個人的には、楽寿園で一番好きな光景です。
小浜池の中央付近には、広瀬神社があります。こちらについては、追々調べていきたいと思います。
池の周囲を散策していくと、楽寿園が見えてきます。
水に浮いているような楽寿園は、三島のシンボルといえるでしょう。
こちらの縄状溶岩は、より縄のようにみえますね。このような溶岩が至る所に点在しています。
緑の木々と苔の競演。特に名前も付けられていない場所ですが、美しい楽寿園でも一位、二位を争う情景であると個人的に思います。
下のバナーをクリックすると、宿泊施設や体験・遊びの予約ページに飛べます。いずみーるは、広告収入により成り立っており、その収入を伊豆の自然や温泉の保護、伊豆の文化財の保善に、寄付、活用しております。周辺の宿泊施設や体験・遊びをご希望の際には、こちらのうち、どちらかのバナーからのご予約にご協力いただけましたら幸いです。
【ご宿泊】
【遊び・体験】