タライ岬遊歩道 遠国島 三日月の大洞

田牛から弓ヶ浜まで続く、様々な自然が愉しめる絶景なる遊歩道。三日月の大洞で驚愕し、タライ岬で伊豆の島々を眺める

田牛から弓ヶ浜まで続く、南伊豆の遊歩道です。その真ん中にある、タライ岬の名前が付けられています。遊歩道には、遠国島(おんぐにじま)、三日月の大洞、逢ヶ浜(おうのはま)、弓ヶ浜などのスポットがございます。所要観光時間は、往復で4時間ほどです。
営業時間特になし。往復に4時間かかるため、日が暮れる時間を計算してください。
住所静岡県賀茂郡南伊豆町湊
駐車場あり

周辺情報タライ岬遊歩道 遠国島 三日月の大洞

周辺の宿泊施設タライ岬遊歩道 遠国島 三日月の大洞

1.フルコース散策にて、龍宮窟、サンドスキー、タライ岬、三日月の大洞、弓ヶ浜と、下田、南伊豆が誇る自然スポットを総なめに愉しめる!
2.タライ岬からは、海側ではほぼ360度の大海原と、陸側では特異な地形、両側にて自然を愉しめる!
3.5分歩くごとに、異なる絶景を愉しめる!

田牛は、竜宮窟田牛サンドスキーがある下田の地区です。そして、南伊豆の人気スポット、弓ヶ浜。それらを海岸線沿いにつなぐのが、タライ岬遊歩道です。三日月の大洞の壮大さ、タライ岬の開放感、伊豆を見渡してもここまで充実した散策ができる遊歩道は少ないです。往復に4時間ほど時間がかかるため、日が暮れる時間を計算しての散策が必須です。田牛の先の漁港から散策に入るパターンと、弓ヶ浜の先の、逢ヶ浜(おうのはま)から散策に入るパターンがあります。より一般的なのは、当田牛の先の漁港から散策に入るパターンです。片道だけで十分という方は、田牛から弓ヶ浜に行き、弓ヶ浜からバスで田牛まで戻り、田牛から田牛先の漁港まで歩くことも可能です。田牛から田牛先の漁港までは、20分~30分ほどです。また、途中に自動販売機がないため、必ず飲料は持参して、散策を開始してください。

さて、今回は、田牛の先の漁港に停車し、そこから散策を開始します。

民家が点在している中に、散策路の案内があり、その道を2分~3分歩くと、トンネルが見えてきます。

このトンネルをくぐると、散策が本格的に始まります。

木々を両側に構え、マイナスイオンが溢れる道をしばらく歩きます。

すると、海が開けてきます。伊豆の海は、南にいくほど、透明度が上がっていきます。南伊豆の海は熱海、伊東と比較するとその透明度は格段に高いのが特徴です。

海を見ながら歩いていて、先に見えるのは神子元島。こちらは、ハンマーヘッドシャークを見ることができるダイビングが有名な島です。

シダなどの植物、地層、岩、海側だけでなく陸側も見どころが満載です。

もう少し散策を続けると、今回の散策の見どころの一つである、遠国島(おんごくじま)と三日月の大洞が視界に入ってきます。

少し危ないですが、こちらのベンチの上に立つと、三日月の大洞がくっきり見えます。

写真の左が三日月の大洞で、右が遠国島です。

海の透明度は非常に高く、海の下の岩までしっかり見えます。

この美しい情景を後にして、しばらく歩くと、標識が見えてきて、海岸に行くか、タライ岬に行くかの分岐があります。弓ヶ浜まで行く際に、ぜひ、海岸に寄り道をお願いします。たった100mで、素晴らしい景観を臨むことができる、非常に有意義な寄り道です。

こちらの海岸は、特徴的な岩で溢れています。濡れないように岩に座り潮風を浴びるだけで、こちらに寄り道する価値があります。

端から端までこちらの海岸を見渡すと、改めてですが、異世界のような雰囲気です。

海岸での寄り道が終わったら、分岐に戻り、タライ岬を目指します。

随所にベンチも設けられているので、散策に疲れたら休憩もできます。

こちらの道は、椿が数多く植えられており、季節いにょっては、一面の椿が楽しめます。今回の散策時は、残念ながら椿の花を眺めることは叶いませんでした。

こちらの道からも、先ほどの海岸を眺めることができます。海岸の反対側に出るイメージですね。

海と同じ高さで眺める三日月の大洞。こちらを背にタライ岬まで散策を続けます。

こちらの階段を最後にあがると、お待ちかねのタライ岬です。

タライ岬からは、ほぼ360度、海を見渡すことができ、一面の大海原が広がっています。

伊豆七島を始めとした、伊豆の島々の位置の説明版もあります。今回は島を見ることは叶いませんでしたが、ぜひ、またチャレンジしたいものです。

タライ岬の陸側は、ごつごつした岩、溶岩が点在しています。海側とは異なる楽しみ方がこちらでは可能です。

この先に見えるのが、逢ヶ浜(おうのはま)の奇石の一つ、エビ穴です。写真からですと、少し穴が開いているのがわかります。

あとは、逢ヶ浜(おうのはま)と弓ヶ浜に向かうのみです。

休みながら、森林浴を愉しみながら、その先に向かいます。

ここを越えたら逢ヶ浜(おうのはま)です。こちらでは、それぞれ名前の付けられた、奇石を鑑賞することができます。詳細は、逢ヶ浜(おうのはま)の体験レポートをご覧ください。

その先を歩くと、約1000m続く弓なりの海岸、日本の海岸百選にも選出されている、弓ヶ浜に到着します。

長めの体験レポートでしたが、ご覧いただきありがとうございました。下田、南伊豆の魅力が詰まった、遊歩道。下田、南伊豆に観光の際には、ぜひ、チャレンジしてみてください。

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