重要文化財 岩科学校

    重要文化財に認定されている、名工入江長八の作品も展示されている伊豆最古の小学校。文化と教育の博物館にて、伊豆についての教養を高める
松崎町に位置する、伊豆地区最古の小学校であり、重要文化財に認定されています。なまこ壁をいかした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風な造りが特徴的です。敷地内では売店、喫茶の「開化亭」が併設されています。所要観光時間は60分ほどです。入り口で入館名簿の記入もしくは、スマホによる「まつざきほっとLINE」への登録、検温、消毒などの感染症対策を講じています。

詳細情報

住所静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442
longitude138.824432
latitude34.723942
郵便番号〒410-3613
電話番号0558-42-2675
アクセス(1)伊豆急蓮台寺駅からバスで40分 松崎バスターミナル乗換からバスで10分 岩科小学校下車から徒歩で1分 (2)東名沼津ICから車で130分
料金入館料 大人300円【中学生以下無料】 ※障害者手帳をお持ちのお客様は、障害者手帳提示で入館料が半額になります。 (割引券、クーポン券等の併用はできません。)
駐車場あり
公式ホームページhttp://www.izu-matsuzaki.com/publics/index/54/

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おすすめポイント

1.なまこ壁やバルコニーなど当時としては斬新、今見ても色あせない美しい施設を、外と中から鑑賞できる!
2.千羽鶴や龍の彫り物など、伊豆を代表する名工、入江長八の実際の作品が鑑賞できる!
3.施設に併設する「開化亭」では、販売されている昔ながらの玩具やお菓子を通じて、軽いタイムスリップを味わえる!

松崎町に佇む、岩科学校。伊豆最古の小学校として、重要文化財の認定を受けています。数回足を運びましたが、観光スポットとして、「特別な体験ができる!」とは正直いい難いです。しかし、伊豆だけでなく、日本の教育や文化を知るという点では、貴重な経験ができます。洋風デザインの小学校としては、国宝の旧開智学校などに次ぐ、3番目の古さです。なぜ、田舎の伊豆にそのような最新の学校が、とおもわれるかもしれません。それは、ひとえに、当時の村内の教育振興熱です。総工事費の4割が、村民の寄付によって集められたと聞きます。施工に関しても、当時の伊豆を代表する名工である、入江長八が、「岩科学校」と書かれている扁額の上の龍を掘ったそうです。このように、この村にかかわる多くの人が村の未来に対して、投資をしたといえます。小学校にいくことが当たり前になっている今この頃。岩科学校を通じて、学ぶことの意義、必要性を考えてみるのも旅の一興かもしれません。特に、お子様連れの方は、お子様と一緒に岩科学校にいくことを強くお勧めします。



さて、駐車場に車を停め敷地内に入ると、「重要文化財岩科学校」の門と、その先の美しい庭園が目に入ります。そして、右手側には、当時役場として使用されていた、「開化亭」も目に入ります。



美しい庭園をの石畳を進むと、校歌が記載されている看板などが目につきます。




いざ、施設の中に入ろうとすると、とても立派な松を前に、足を止めてしまします。盆栽をしたかのような仕上がりには、素人でも心奪われます。


岩科学校を正面から見ると、やはりなまこ壁が特徴的です。これは、社寺風建築様式と呼ばれるとのことです。明治12年4月に着工、翌13年9月に完成。その後、平成4年11月に2年間の改修工事を終了し、明治13年の形に復元されたとのことでもあります。



学校の中は、マネキンの先生や生徒を設置し、当時の様子を表現しています。また、教室には当時の写真や教科書などが飾られており、当時の様子を見ながら、教育の文化物を鑑賞することができます。






こちらは、2階に行く階段。写真で見るよりもかなり急で、多くの方が驚かれるかと思います。




入江長八の実際の作品を鑑賞できることは、岩科学校の魅力の一つです。入江長八、伊豆の長八の他の作品がご覧になりたい方は、伊豆の長八美術館や、長八記念館に足をお運びください。




こちらは、千羽鶴。一羽一羽が形を変えて描かれています。絵から出てくるかのような躍動感です。この躍動感の源は、左官技法と色彩技法の融合とのことです。




こちらは、当時農作に使用した農具のコーナーです。おそらく、多くの方が見たことがなく、好奇心をそそられるかと思います。




最後に、門を出る前に、ぜひ開化亭で足を止めてみてください。開化亭は、現在は売店として活用されており、雑貨や昔懐かしのお菓子が販売されています。今は中々販売されていない玩具もありますので、お子様がいらっしゃったら、きっと喜ばれることでしょう。また、玄関天井や旧西座敷の天井に描かれた漆喰鏝絵は、入江長八の高弟である佐藤甚三が制作されたものとのことです。