石部の棚田

駿河湾と一面の棚田を一望、ゆったりとした時間が流れる田園風景を愉しむ

石部の棚田は、その手前に展望台と駐車場が併設されています。散策路が整備されており、田園風景を眺めながら散策が可能です。高低差がそれなりにあるため、足腰が悪い方にはあまりおすすめできません。棚田を一周するのに所要する時間は、1時間ほどです。
営業時間朝から夕暮れまで
住所静岡県賀茂郡松崎町石部
駐車場あり

周辺情報石部の棚田

周辺の宿泊施設石部の棚田

1. アクセスがいい意味で悪いため、いくだけで秘境感を味わえる!
2. 駿河湾と高低差に富んだ棚田が創る絶景を愉しめる!
3. 田園風景を眺めながら、ゆったりとした時間を体感できる!

テレビでもたまに見かける、松崎町石部の棚田。松崎町の雲見から山に上がって15分程に位置します。棚田の手前に展望台と駐車場がありますが、アクセスがよいとはいえないかも知れません。こちらには棚田のオーナー制度で区域の購入を検討した際の下見も含め、2回ほど足を運んでいます。アクセスが悪いからこそ、この美しい田園風景と自然が保たれているのかもしれません。展望台からは、棚田と駿河湾を望むことができます。石部の棚田の案内板もあるので、こちらの歴史を知ることから散策が始まります。

案内板を要約すると、江戸時代の後期に山津波により崩壊しましたが、20数年かけて復旧し、現在も活用されているとのことです。

駐車場と展望台を左手に奥に進むと、小屋や石部の棚田の看板が見えてきます。看板を左手に坂を下ると、お待ちかねの棚田が視界に入ってきます。

少し下ると、石畳の道という標識があり、棚田の間を敷かれている、石畳が見えてきます。棚田で農業をする際に、農業がしやすように造られたものだと思いますが、現在は散策路としても機能しています。

伊豆を良くしようと尽力されている、元参議院議員であり、現在は東伊豆町町長を務める、岩井茂樹氏がオーナーをされている棚田もありました。

農業をする際に使用する農具などの倉庫として活用されているであろう、小屋も見えてきます。藁の屋根でとても情緒があります。

棚田を下ると、クヌギの森などが視界に入ってきます。ここから5分程下ると、棚田の一番下に到達します。

ゆったり田園風景を眺めながら散策し、ようやく下にたどり着きました。ここから、また同じ道を上っていきます。上りは結構きついため、ゆっくり自分のペースで戻ることをおすすめします。上から棚田を眺めるのと下から眺めるのでは、風景がかなり異なります。早く歩けない分、よりゆったりとした時間を感じることができます。

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