下賀茂熱帯植物園

    南伊豆下賀茂の高温な温泉を活用した、入園料無料の植物園。様々な植物、植物を使用した体験を愉しむ
南伊豆下賀茂温泉内の入園料無料の植物園です。下田駅から車で15分程です。園内には、植物園の他、花鉢販売コーナー、フルーツパーラーが併設しています。フルーツパーラーにて、いくつかの体験ができます。所要観光時間は、30分~60分です。

詳細情報

住所静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂255
longitude138.861526
latitude34.650394
郵便番号〒415-0303 
電話番号 0558-62-0057
アクセス【電車でのアクセス】 東京~伊豆急下田(特急踊り子号で2時間40分) 熱海~伊豆急下田(約1時間30分) 【バスでのアクセス】 伊豆急下田駅より東海バスで23分 (下賀茂方面行、下賀茂熱帯植物園前下車) 【自家用車・タクシーでのアクセス】 下田駅より15分 ●東名厚木IC→小田原IC→熱海→(国道135号)→下田→ →(国道136号線)→下賀茂 ●東名沼津IC→三島→(国道136号)→天城→ →(国道414号)→下田→下賀茂
料金無料
駐車場あり(無料)

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おすすめポイント

1.温泉で管理している、珍しい植物の鑑賞を入園料無料で楽しめる!
2.フルーツパーラーにて、フルーツのドリンク、スイーツを楽しめる!
3.味覚が変わるという、世にも珍しいミラクルフルーツを使用した体験ができる!

伊豆の最南端、南伊豆の下賀茂。湯けむりが漂う、南伊豆地区の温泉街です。その湯けむりは、いくつかの旅館や、日帰り温泉施設である、銀の湯会館から漂っています。そして、下賀茂の温泉はとても高温な塩化物泉、塩の味がします。その高温な温泉を活用し、植物の管理をしているのが、下賀茂熱帯植物園です。温泉を活用して生き物を管理するというのは、東伊豆、熱川温泉の熱川バナナワニ園と同様です。まず、こちらの施設は、珍しい植物鑑賞、趣がある体験ができるのにもかかわらず、入園料が無料です。なぜ、そのようにしているかを伺ったところ、このような回答をいただきました。


「施設も老朽化してきたので、園を閉めようとおもっていました。しかし、昔来てくれたお客様が再度来てくれたりもしますし、なりより南伊豆に来てくれたお客様が楽しむ場所が減ってしまうのは申し訳ない。施設は古いですが、無料でなら、満足してもらえるのではと考え、営業時間を短くして運営しています。」このような思いで、地域のため、お客様のため運営している姿に感銘を受けました。

施設は、たしかに最新のものではありませんし、いきなり入園したら、全ての方が満足いくとは言えないのは事実です。しかし、館主さんの想いを事前に知っていたら、施設への見方も変わるでしょう。このような思いを届けることにこそ、いずみーるの価値なのではと思うこの頃です。

 

さて、駐車場に車を停め、入園すると、まず正面に売店があり、その左手にパーラーがあります。売店においては、植物や南伊豆名物のメロン最中などが販売されています。そして、南伊豆を始めとした、地域の観光情報が数多く準備されています。この辺りからも、地域に訪れたお客様によりご満足いただきたいという想いが伝わってきます。


こちらのパーラーでは、軽食やフルーツジュース、ミラクルフルーツという珍しいフルーツを使用した体験が楽しめます。


こちらが、名物の一つ、その場で作っていただける、パイナップルジュース。大きな果肉が入っているのも嬉しいです。


こちらが、人気のコンテンツの一つ、ミラクルフルーツを使用した体験です。写真の赤い実が、ミラクルフルーツです。これを一分ほどなめると、酸っぱいものが甘くなるという、珍しい現象を体験できます。


売店とパーラーの奥には、植物園の入口が門を構えます。


この門をくぐると、ジャングルのような植物園に迷い込みます。


緑を基調とした中に、ピンク、黄色など、様々な色が混ざり合っています。


熱帯の植物をなぜ、伊豆で管理できるかというと、下賀茂の90度近い温泉を活用しているからです。


植物に目が行きますが、その下には、温泉が通っているであろう配管が随所に見られます。


園内には、珍しい植物も数多くあり、初めて見る植物が大半です。






時期によっては、女王の耳飾りと称される、こちらのヒスイカズラという看板植物も見られるそうです。



サボテンなどを飼育しているハウスもあり、手に塩をかけたサボテンの鑑賞もできます。


お客様、地域への情熱を持って営業をしている下賀茂熱帯植物園さん。南伊豆に来た際には、ぜひ、足を運び、その情熱に触れてみてください。