堂ヶ島・堂ヶ島公園・天窓洞・堂ヶ島マリン(堂ヶ島クルーズ)

日本でも有数の絶景地であり、夕陽の町西伊豆の堂ヶ島。公園では陸の上から絶景を愉しみ、遊覧船では青に輝く天窓洞を海上から愉しむ

伊豆急行線下田駅からバスで50分、車で40分ほどに位置します。西伊豆堂ヶ島は日本でも有数の景勝地として知られています。堂ヶ島の遊覧船乗り場付近には、レストランや売店が併設されています。遊覧船は、天窓洞を始めとする絶景スポットを30分程かけて巡ります。堂ヶ島公園を所要観光時間は遊覧船も含めて2時間ほどです。
営業時間8:15~16:30
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2048
電話番号0558-52-0013
駐車場あり(無料)
公式ホームページhttp://izudougasima-yuransen.com/

周辺情報堂ヶ島・堂ヶ島公園・天窓洞・堂ヶ島マリン(堂ヶ島クルーズ)

周辺の宿泊施設堂ヶ島・堂ヶ島公園・天窓洞・堂ヶ島マリン(堂ヶ島クルーズ)

1.堂ヶ島公園では、陸上から数万年前の地形を観賞し、地球のロマンを感じられる!
2. 遊覧船では、天窓洞に入り、日に照らされた美しい海面と地形を海上から観賞できる!
3.海女さんとの会話を通じて、この地形の文化を知れる!

美しい夕日や地形で有名な西伊豆の堂ヶ島。この地形や夕日を見るために、お世辞にもアクセスがいいは言えないこの地に、多くの人が訪れます。この堂ヶ島を海上から愉しむのが遊覧船、陸上から愉しむのが堂ヶ島公園です。こちらには、幼少時に一度、子どもができてから二度程、視察で数度、合計5回以上は訪れています。東伊豆生まれなので、幼少時には、「同じ伊豆半島なのに、なぜ、東と西でこんなに地形が違うのか?」と疑問に思いました。残念ながら、親に聞いても、その理由をよく理解できなかった記憶があります。自ら子供を連れて出向くと、同じ質問をされました。

伊豆半島はその昔火山群で、2000万年前本州とぶつかり、今の伊豆半島ができました。現在進行形で、東側は地形が隆起、西側が沈降しています。つまり地殻変動の軸が傾いているのです。このような背景があって、陸の一部が見えているような、美しく珍しい地形を西側では望むことができます。しかし、これで子どもが理解できたかは不明です。笑 こんな小難しいことはさておき、目の前にある地形が、200万年前以上、もしかしたら人間が人間である前のものの可能性がある。このロマンを感じるだけで十分だと思います。

さて、堂ヶ島にいくと、遊覧船乗り場には、サンセットプラザ堂ヶ島という複合施設があり、レストランや売店などがございます。そして、多くのご当地商品が多い中、ひときわ目を引くのが、海女さんが作った貝殻のアクセサリー。この隆起に富んだ地形のお蔭で海産物、特に貝などが良く獲れるようです。貝の漁を海女さんが沢山いらっしゃいます。気さくな方が多く、西伊豆のこと、海のこと、多くことを教えてくれます。先ほどの、西伊豆の地形についてのうんちくも、海女さんから聞いたものです。

遊覧船に乗ると、思ったより揺れず、子どもでも快適に海の旅を楽しめます。そして、遊覧船が進むと、「蛇島」や「亀岩」など、そのような動物に見える島々が目に入ってきます。潮風が心地よく、遊覧船のかすかな揺れも相まって、油断すると眠りに落ちてしまいます。

その眠気を覚ましてくれるのが、地形への接近。このまま衝突するのかというくらい、地形まで近づきます。見えてくるのが、数百万年前、大古の海底火山の跡。この縞模様は、斜交層理というようで、海流や波によって長年かけてデザインされた模様です。

次はお待ちかねの、天窓洞の中へ。こちらは、海食洞の天井が抜け落ちたものです。日の光が海を青く、美しく照らします。天窓洞に入る前よりややひんやりしており。洞窟に入ったのだと、体感できます。

陸上から堂ヶ島を楽しめるのが、堂ヶ島公園。縞模様の巨大な岩を歩いていくのでかなりの高低差があり、動きやすい格好での散策をお勧めします。天窓洞、三四郎島のトンボロ鑑賞スポットなど、一通り散策するのに30分~60分の時間を要します。こちらが一周の周遊図。遊覧船乗り場付近から散策をスタートします。

自然のものとはいえ、道は最低限整備されているので、安心して散策ができます。海沿いには策が設けられているので、お子様での安心です。

このような休憩場、ベンチも随所に設けられているため、自分もペースで散策ができます。

これくらいの距離で地形を鑑賞することができるのも、堂ヶ島公園の魅力の一つです。

こちらが、堂ヶ島の代名詞、縞模様の岩です。このような岩が周囲に続いています。

ここから階段をさらに登っていくと、三四郎島のトンボロを鑑賞できるスポットに着きます。トンボロとは、満潮時には海の下にある陸地が、干潮時に陸上に表れる現象です。

本日は運よく、トンボロの鑑賞ができました!

島と陸地がつながっているのがわかります。

トンボロの後は、天窓洞。遊覧船に乗って海上から眺めるものとまた見え方が異なります。

海の上からだとその大きさはわかりませんが、陸から見るとかなり大きい穴であることがわかります。

そして、エメラルドグリーンの海の色は安定の美しさです。

伊豆、日本を代表する景勝地、堂ヶ島。ぜひ、足を運び、その美しさに心を奪われてください。

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