住所 | 静岡県賀茂郡河津町梨本379−13 |
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電話番号 | 0558-32-0290 |
駐車場 | 60台(無料) |
公式ホームページ | https://www.nanadaru.com/ |
河津七滝(ななだる)は、河津駅から車で15分ほどに位置します。まず目に入るのは、天城に通じるループ橋。ループ橋をくぐると、河津七滝温泉郷が見えてきます。こちらには、幼少時から何度も足を運んでおりますが、滝の雄大さは何度見ても飽きません。大滝からはじまり釜滝まで、七つの滝をめぐり、茶屋で足を休め、天城の山葵丼を食す。天城を越える旅人の気分で観光ができます。全てをめぐると往復で90分から120分ほどの時間を要します。加えて、最後の釜滝付近は階段が多く、かなりハードです。ご自身のお身体や体調を鑑みて観光、散策されることをお勧めします。今回は、七つの滝を写真や動画を用いて説明し、滝以外の魅力もお伝えします。
【蛇滝】
階段を登り、踊り子遊歩道を進むと、五つ目の滝、「蛇滝」が見えてきます。この蛇滝は、「ねじれ柱状節理」という、通常の柱状節理とは一味違ったものを愉しめます。
このような柱状節理が蛇のうろこのように見え、上の吊橋から見ると蛇のようにうねって見えることから、蛇滝と称されたとのことです。
こちらが吊橋の上から眺めた蛇滝です。川を流れる水が、蛇のようにうねっている様子がうかがえます。
【エビ滝】
吊橋を渡ったさきには、六つ目の滝、「エビ滝」が顔を表します。このエビ滝は、少し足場が悪い場所にございますので、お気を付けくださいませ。
【釜滝】
最後の滝、七つ目の滝は、「釜滝」です。こちらは何といっても、太古の森の中の柱状節理が名物です。この展望台から眺めるこの光景は、多くの方の心を奪うことでしょう。
【猿田淵】
河津七滝は、全てめぐりましたが、釜滝の先には、「猿田淵」がございます。階段が少々きついのは否めませんが、ここまできたら、最後の猿田淵までいくことを強くお勧めします。
階段から眺める森は、おそらく数万年単位で変わっていないであろう森。太古のロマンが詰まった森です。この森を通るたび、自分の今の悩みのが、いかに小さいかを思い知らされます。
そのようなことを考えているうちに、猿田淵に到着します。
実は、踊り子遊歩道は、猿田淵の先も続きます。そちらは、また別の機会に紹介できればと思います。まずは、この太古の森で美しい滝と柱状節理を愉しむ度に足をお運びください。