花の妖精

そびえ立つ崖とそこから望む海。国道135号線を通る人の目と心を奪う、熱海の景勝地、「錦ヶ浦」。こちらのカフェは、その錦ヶ浦に佇みます。こちらの施設には、個人や友人と、３回ほど足を運んでおります。

まず、国道135号線を通っている際、目に入る「日本一の絶景カフェ」の看板。こちらに心惹かれ、足を車を停めたのがはじまりでした。駐車場が完備されており、駐車場からは、熱海城や崖の反対側のアカオさんが視界に入ります。これらの施設を横目にまっすぐ進むと、カフェの看板が目に入ります。白の基調とした、とても可愛らしい看板です。

看板を横目に階段を降りると、テラスが用意されています。そちらからは、窓などにより遮られることなく、錦ヶ浦を望むことができます。

このテラスで錦ヶ浦を楽しんだ後は、入口の階段を下ります。

店内は、窓がガラス張りになっており、全ての席から海が望めるよう設計されています。どの席に座ろうか迷ってしまう。そのようなカフェは伊豆を探しても多くはないと思います。今回は、二面から海を楽しめる、奥の席を選びました。

席に座り、席から体を少し乗り出すと、海面上の風の動きがわかるくらい、一面の海を望むことができます。錦ヶ浦の崖にお店があることを、このような光景から再認識します。

景色を楽しみながらメニューを片手に、料理、スイーツを選びます。多くの料理、スイーツ、ドリンクが用意されており、席だけでなく、メニューでも迷わせてくれます。こちらが今回選んだスイーツとコーヒー。器、盛り付けも含め、全体としてとても美しいスイーツです。スイーツの彩に、海の青が加わると、より美しいシーンが出来上がります。ガトーショコラの味ももちろん絶品でした。

こちらは、前々回の訪問時に注文したスイーツ。シフォンをベースとしたスイーツの盛り合わせでした。

こちらのカフェの素晴らしさは、お店を出た後も続きます。スタッフさんに散策時に駐車場を少し使わせていただけないかとお願いしたところ、快くご了承をいただけました。繁忙期時はわかりませんので、必ずご確認をすることをお勧めいたします。カフェを背にして右側がニューアカオさん、左側が扇崎となっています。この看板の奥に進むと、扇崎の石碑がございます。

反対側に行くと、ニューアカオさん方面に散策ができ、花の妖精さんのお店の全体をみることができます。改めて崖にそびえ立っていることを再認識します。

カフェでのひと時もあとも、ぜひ、この錦ヶ浦の散策をお楽しみください。

最後に、錦ヶ浦の光景は、風の強さや気候、季節によって異なります。こちらは、海に赤潮が発生してたときや、荒波時の光景です。通常時とはまた異なった良さがあります。