旭滝

    落差105mの伊豆を代表する名瀑、稀有な柱状節理と、日により異なる水量を愉しむ。
修禅寺から10分ほどに位置する、落差105mの伊豆を代表する名瀑です。日によって水量が異なり、それによって様相が大きく変わります。柱状節理や紅葉を愉しめるジオサイトでもあります。道路からも近く、駐車場も簡易されており、ジオサイトの中では比較的容易にアクセス可能です。所要観光時間は1時間ほどです。

詳細情報

住所静岡県伊豆市大平
longitude138.909958
latitude34.956421
郵便番号〒410-2415
アクセス(1)車:東名沼津IC〜伊豆縦貫道〜伊豆中央道〜修善寺道路〜天城北道路・大平IC〜国道136号線旭滝入口信号(大平公民館)を右折し、200m (2)バス:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」からバス(4番・5番のりば)乗車 10分、「旭滝口バス停」下車 徒歩4分
料金無料
駐車場あり(無料)

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おすすめポイント

1.水量により顔が異なる、伊豆を代表する落差105mの名瀑。それを下らかと展望台、二つの視点から鑑賞できる!
2.12月中は、紅葉も愉しめる!
3.これらの自然が修善寺まで10分という好アクセスで愉しめる!

 

修禅寺に向かう途中、少し奥まった道に佇む大平神社。その大平神社に併設する形で、旭滝は位置します。この旭滝は、落差105mの伊豆を代表する名瀑で、積み上げた石垣が六段になって見えます。こちらは、春の新緑と12月の紅葉が愉しめる季節ごとはもちろん、日によって愉しみ方が異なります。なぜなら、日ごとに旭滝を流れる水量が異なるからです。旭滝のでき方、生い立ちは後述いたします。雨の次の日は水量が多く豪快さが愉しめ、晴れが続いた日は水量が少なく滝の柱状節理が愉しめます。

また、朝日の昇る時正面から光を受けて輝くことが、旭滝の由来といわれています。そして、尺八の名曲、「滝落ちの曲」はこの滝がモチーフになっているといわれています。

 

さて、大平神社の駐車場に車を停め、散策が始まります。神社を左手に歩いていくと、旭滝に向かう橋との看板が設置されています。




橋を渡ると、六角形の四阿が見えてきます。その先に、旭滝の全貌が映ります。落差が105mもあるだけあり、そびえ立つように高く見えます。



そして、この日は晴れが続いていたため、水量はやや少なめです。


滝の付近には、尺八の名曲「滝落ちの曲」の地発祥地であることを示す石板などが設置されています。


滝に近づいて凝視すると、うろこのような石が多々見られます。


もう少し上に行くと、石段と踊り場も見えてきます。このうろこのような石は、柱状節理といわれるものです。なぜ、このようなものが見られるかは、旭滝の生い立ちに大きくかかわります。旭滝は、マグマの通り道が地上に表した、「火山の根」といわれる地形です。そして、マグマが急激に冷えて固まるときに、この柱状節理といわれるものができます。伊豆の他の地域では、爪木崎の俵磯、同じく名瀑の浄蓮の滝などが有名です。しかし、その柱状節理の中でも、石段に見えるくらいの横倒しのものは非常に珍しいです。マグマが横から冷やされたことにより、横倒しの柱状節理が発生したとのことです。





滝の下、滝つぼ付近から滝を見上げた後は、階段を登り展望台に向かいます。



階段を上がっていくと、滝を横目に鑑賞することができます。横から眺める滝も一興です。


個人的に好みなのが、アスファルトの壁を覆う緑に茂った苔。俗にいうマイナスイオンもすがすがしいのですが、この苔と周りの木々の色合いが大好きです。



展望台の付近には、お地蔵さまもあります。何のために設置されたお地蔵様かは、後々調べていきます。


そして、滝の上の展望台から見下ろした光景がこちらです。




拡大して写真撮影をすると、柱状節理が浮き出ているように見えます。これくらいの近さで柱状節理を眺めることができるのは、こちらの旭滝と河津七滝の出合い滝くらいでしょうか。


展望台の散策を終え、帰路に着きます。ぜひ、数回にわたり足を運び、気まぐれな水量をお愉しみくださいませ。