熱海一の景勝地「錦ヶ浦」、そのさらに上の丘に佇みます。熱海の海と、錦ヶ浦の崖が作り出す絶景を望むことができます。絶景はさることながら、常に変化を生んでおり、かなりの頻度で新しいコンテンツを生み出されています。伊豆の入り口熱海として、伊豆観光されるお客様を最初に満足させる施設といえるでしょう。こちらには、新しいコンテンツが出ると足を運ばせていただいております。多くの楽しみ方が実現される施設ですが、「花々を愉しむ」、「絶景を愉しむ」、「体験を愉しむ」、「日本の文化を愉しむ」に大きく分けられます。また、最近では、2021年11月に、新しい取り組み、「ACAO FOREST NIGHT WALK」が始まりました。こちらは、ライトアップされた敷地を太陽のかけらを称したランタンを持って散策するというものです。完全屋外であるため、感染症の不安もなく、美しく彩られたガーデンをお楽しみいただけます。

ACAO　FOREST　NIGHT WALKについてはこちら

国道135号線沿いには、こちらの施設の看板が大きく設置されています。そして、その門をくぐると、広い駐車場と駐車場から望む錦ヶ浦がお出迎えしてくれます。

駐車場に車を止め門をくぐると、バス乗り場があります。従来は売店とレストランがあったのですが、現在は改修工事中とのことです。丘の上にあり坂が急であるため、バスに乗車しての利用も可能です。上りながら各ガーデンを鑑賞するのも魅力的ですが、バスを利用して一番上まで行き、下りながら鑑賞する方が体に負担はかかりません。

「体験を愉しむ」

坂の途中の「森のゲームコーナー」前に、「ハーブ工房」があります。そちらで、ハーブ練香水作りや、せっけんづくりの体験が楽しめます。入口には現在体験できる体験の種類がボードに記載されており、その多彩さに驚愕します。

店舗の中に入ると、様々な香りが漂っており、体験を愉しむ前から気分が落ち着きます。店舗の内装もとても可愛らしく、どの体験を選ぼうか迷わせてくれます。各体験にかかる所要時間も説明をしてくれるので、観光時間に応じて体験を選ぶことが可能です。

「絶景を愉しむ」

駐車場から既に絶景を愉しんでおりますが、その最高潮は、隈研吾氏設計のカフェ「COEDA HOUSE」の周辺です。隈研吾氏は、他に伊豆では、伊豆高原駅前のミクニ伊豆高原店などを手掛けています。絶景を愉しむテラス、絶景に華を添えるモニュメントなど、快適に眺めるだけでなく写真に残せるように仕掛けをしてくれています。

こちらはベルのモニュメント。これを2人で挟み、写真を撮られている方が数多くいらっしゃいました。また、順番待ちをされている方があまりに多かったため写真が撮れませんでしたが、ブランコも設置されています。このブランコに乗ると、海に向かい空を飛んでいるような感覚になることでしょう。「COEDA HOUSE」からブランコの一部だけ撮影できました。

そして、その「COEDA HOUSE」からは、おしゃれなスイーツ、軽食を食べながら絶景を愉しむことができます。アラスカヒノキを49層に積み上げた斬新な内装は、絶景とは異なる感動を与えてくれます。

また、テラス、「COEDA HOUSE」に目を奪われ、見逃してほしくないのが、「COEDA HOUSE」の海側奥にある絶景スペースです。特にモニュメントなどは設置されていないのですが、錦ヶ浦、伊豆半島の海岸線を望むことができます。

「日本の文化を愉しむ」

「COEDA HOUSE」で絶景を愉しんだ後は、日本の文化を愉しむべく、その上の日本庭園、浅間神社まで足を運びます。華やかな洋花と松のギャップが堪りません。

この美しい日本庭園には道が整備されており、その中央を通ることができます。

日本庭園を通り過ぎると、浅間曽我神社に続くのですが、神社に行く前に必ず庭園を振り返ることをお勧めします。振り返ると日本庭園の全体を見ることができ、違った視点で庭園を愉しむことができます。

庭園の全体を愉しんだ後は、こちらの施設の一番上にある、浅間曽我神社に訪れます。皆様の観光がより良いものになることを切に願います。

「花々を愉しむ」

こちらの施設には、十を超えるテーマガーデンがあります。そして、季節により旬の花は異なります。訪問をする時期により、見ごろのテーマガーデンが異なるため、写真を中心にスポットの紹介いたします。

噴水

屋外にイス、テーブルが設置されており、こちらでコーヒーやパンなどの軽食が楽しめます。