『ヒリゾ浜』

【おすすめポイント3選】

1. いくまでに渡し舟に乗る必要があり、秘境感が体感できる!

2. 海の透明度、点在する岩のダイナミックさ、魚の多様さ、伊豆でも例をみないここだけの海水浴、シュノーケリングが楽しめる!

3. 楽しんだ後は、この美しさを守りたいという心境に浸り、心に余裕ができる!

【体験レポート】

「ヒリゾ浜」は、南伊豆に位置し、ここ10年で注目を集め、伊豆屈指の観光スポットとなりました。宿でも、温泉でもなく、ここにいくことが旅の一番の目的。世界遺産に近い位置づけであり、このようなポジションのスポットは伊豆でも数少なく、海水浴場としては唯一無二でしょう。こちらには、数年前に一度、観光視察として足を運びました。しかし、それ以降は足を運べておりません。その理由は、アクセスの悪さと解放時期です。「ヒリゾ浜」にいくためには、渡し船に乗る必要があります。中木港の渡し船に乗り、5分ほどで到着します。また、7月から9月の間しか運航していないため、他の時期にはいけません。わざわざ渡し船に乗っていく。このアクセスの悪さと秘境感が、ヒリゾ浜の価値を上げているといえるでしょう。

実際に渡し船に乗ってヒリゾ浜に向かう時のワクワク感はたまりません!そして、ここまでアクセスが悪くても人を引き付ける理由を目の当たりにします。それは、いびつな岩と海の透明度です。伊豆のほとんどの海水浴場に足を運びましたが、こんな透明な海はみたことがありませんでした。あまりの透明が不思議で、渡し船の方にその理由を尋ねてみました。

すると、「近くに川がないことや風、潮の流れが影響をしているといわれているよ。でも、完璧な理由はよくわからない。地球に聞いてくれ。」といわれました 笑 たしかに、大きな川がないため海が濁りにくくはあるかと思います。自然に理由を求めすぎるのはよくありませんね。よく沖縄のような海の透明度といわれますが、誇張表現ではなく事実といえます。加えて、いびつな岩が点在しており、この岩が透明な海と相まって、絶景を形成しています。この岩がある分、美しさとしては沖縄の海よりも上なのではないかと個人的に思います。

美しい自然を守るため、整備をあえてそこまでしていないため、海水浴場とはいえませんが、海水浴をする場所としては、日本屈指であるといえます。この海の透明度、岩の迫力に加えて、魚の多さ。これは他の海水浴所にはありません。こちらの沖には黒潮が流れており、南国の季節回遊魚、珍しい回遊魚が集まるとのことです。岩場が多く、砂場もほぼないため、小さすぎるお子様には少々酷ですが、子どもだけでなく、大人もその美しさに見入ってしまう場所といえます。

実際に海水浴をしていないので魚をみておりませんが、こちらでシュノーケリングをした知人いわく、「伊豆の他の海でみたことがない魚がたくさんいた!水中カメラ越しの海の色が全然違う!」とのことでした。彼は、シュノーケリングが趣味で数多くの伊豆の海でシュノーケリング、ダイビングをしています。そのため、彼がみたことが無い魚が数多くいたという事実に驚きました。伊豆の他のシュノーケリングスポットとは、一線を画す場所だといえます。

自分たちが楽しんだ後は、ここがこれからも美しくあって欲しいと願う場所。多くの人がそう思うのか、他の海水浴場に比べてゴミが圧倒的に少ないです。海水浴場の多くが、その日の終わりには汚れてしまいます・・残念ながら、これが現状です。しかし、こちらは違います。気軽に行けず、更にはこの美しさ、人の行動まで変えてしまうヒリゾ浜の魅力に、ただただ驚嘆しました。

また、ヒリゾ浜に直接いくのは、中々大変です。上から透明度を眺めるだけなら、南伊豆の奥石廊崎、「ユウスゲ公園」から観賞可能です。この美しさと透明度は見るだけでも価値があります!

【基本情報】

住所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木
アクセス:車:長泉沼津ICから国道414号・135号・136号経由を車で150分 バス:伊豆急行「伊豆急下田」駅下車、東海バス中木行き「中木」下車徒歩3分
電話番号:0558-65-1050/ヒリゾ浜渡し組合
料金:大人1500円
営業時間:渡し船:6月下旬~9月下旬・8時~16時30分、10月下旬~翌5月上旬は休業(年によって変動あり)
駐車場:200台(1日1000円)
休日情報:
最寄りの駅:
公式ホームページ:

『愛逢岬(あいあい岬)・ユウスゲ公園』

【おすすめポイント3選】

1. 絶景で知られるのに人があまりいないため、この絶景を独占できる

2. 伊豆で一番透明度が高い海、奥石廊崎・ヒリゾ浜の青さを真上から体感できる!

3. 売店のソフトクリームが美味!

【体験レポート】

愛逢岬は、南伊豆の奥石廊崎に位置し、ユウスゲ公園に併設しています。ユウスゲ公園の階段を登った先の岬が、愛逢岬です。モニュメントとヒリゾ浜など奥石廊崎の光景が人気のスポットです。しかし、車でないアクセスが困難な場所に佇むため、訪れる方はそこまで多くありません。何度か足を運んでおりますが、人とあったことはほとんどありません。

さて、こちらに行く際には、あいあい岬というバス停の看板が設置してる駐車場に車を停めます。このバス停の看板が、ハートの形をしており、愛逢岬の名前にとてもマッチしています。メインのユウスゲは7月から8月に咲きますが、6月くらいですと、アジサイがとても美しく咲きます。

駐車場の付近には売店があり、季節によっては南伊豆の塩を使用したソフトクリームなどを販売しております。売店を抜けると、階段があり、ユウスゲ公園に続きます。この緑の植物はその名の通り多くがユウスゲで、夏には黄色い花を咲かせます。

階段の上りながら右手を見ると、奥石廊崎の光景が視界に入ります。奥石廊崎はとても美しく、特にヒリゾ浜と称される湾は、伊豆でトップクラスの海の透明度を誇ります。

奥石廊崎を眺めながら階段を登った先には、愛逢岬のシンボルであるモニュメントが設置してございます。

南伊豆の宿泊施設の方いわく、「カップルにとっては、絶好のプロポーズスポット。ここでプロポーズしてダメなら、素直に諦められる。」とのことでした。たしかに、これを独占した状態プロポーズし、失敗するシーンが中々考えににくいほどの絶景でした。

百聞は一見にしかず。ぜひ一度ご覧になってください。

【基本情報】

住所:静岡県賀茂郡南伊豆町入間1839-1
アクセス:車:長泉沼津ICから国道414号・135号・136号経由を車で140分 バス:伊豆急行伊豆急「下田」駅から東海バス「吉祥」行き「愛逢岬」下車、徒歩すぐ
電話番号:0558-62-6300/南伊豆町役場
料金:
営業時間:8時30分〜16時30分
駐車場:20台(無料)
休日情報:
最寄りの駅:
公式ホームページ:https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2013031200552/