MOA美術館

    全国で屈指の美術館。国宝をはじめとした貴重な作品はもちろん、ほぼ毎月催されている企画など、ここでしか鑑賞できない作品を愉しめる!
海を望む熱海の高台に位置し、美術館がアートような外装、内装をしております。併設している庭園が和の雰囲気を十二分に愉しめ、いずれのレストランも美食を叶える施設であり、庭園、食事もアートと同様に楽しめます。知名度、格式、人気が高いため、作品を集める力が強くほぼ毎月異なる美術企画を催されております。庭園などを除き、ほとんどの作品、施設が屋内にあるため、天候関係なくお楽しみいただけます。所要観光時間は90分~2時間ほどです。入口での自動検温、消毒などの感染症対策を講じています。

詳細情報

住所静岡県熱海市桃山町26−2
longitude139.079163
latitude35.10799
電話番号0557-84-2511
アクセス熱海駅より車で5分
料金大人1,600円 高大生1,000円 中学生以下無料
駐車場あり200台
公式ホームページhttp://www.moaart.or.jp/

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おすすめポイント

1. エントランスの噴水、エスカレーター、天井アート、ラウンジの椅子にいたるまで、美術館自体をアートとして愉しめる!
2. 全国で屈指の美術館であるため、国宝をはじめとした貴重な作品はもちろん、ほぼ毎月催されている企画など、ここでしか鑑賞できない作品を愉しめる!
3. 茶室、4つの食事処、庭園など、ハイセンスなものが併設しているため、美術館としてだけでなく、芸術のテーマパークとしても愉しめる!

伊豆だけでなく、日本を代表する美術館といっても過言ではない、「MOA美術館」。海を望む熱海の高台に位置し、美術館がアートような外装、内装をしております。併設している庭園が和の雰囲気を十二分に愉しめ、全てのレストランも美食を叶える施設であり、庭園、食事もアートと同様に楽しめます。知名度、格式、人気が高いため、作品を集める力が強いのか、ほぼ毎月異なる美術企画を催されております。こちらの施設には、興味をそそる作品企画が催される月に、定期的に足を運んでおります。詳細な作品の説明はできませんが、愉しみ方は、【美術館自体のアートを愉しむ】、【庭園・レストランの付帯設備を愉しむ】、【作品・企画を愉しむ】に分けられます。


【美術館自体のアートを愉しむ】

JR熱海駅から丘を登り10分ほどの位置に、「MOA美術館」は佇みます。完備されている駐車場から少し坂を上ると、正面玄関とその隣の噴水が見えてきます。これらを見てもわかるよう、美術館自体に芸術性を追求されており、美術館自体がアートだといえます。



エントランスをくぐると、美しく彩られた壁に囲まれたエスカレーターがあります。このエスカレーターは作品会場まで、7か所用意されており、それぞれが異なるデザインの壁に囲まれております。まさしく、これ自体がアートといえるでしょう。そして、このアートエスカレーターを数回登ると、こちらの施設の名物、天井アートが視界に入ります。秒単位で模様が変わる天井に、多くの方が心を奪われます。天井アートと同じフロアにあるベンチでは、余りに寛いでしまってそのままうたた寝をされている方がこちらに足を運ぶ度にいらっしゃいます 笑




天井アートのフロアの外に出ると、「王と王妃」のモニュメントが設置してある屋外踊り場があります。このモニュメントを背にすると、初島をはじめとした熱海の海とその絶景とご対面できます。モニュメントを後にして階段を登りながら見えてくる左右の芝は、寸分のズレなく、とても丁寧に手入れされています。この芝を一つとってみても、この美術館の細部までのこだわりが垣間見れます。さすが、日本を代表する美術館ですね!




美しい芝を過ぎると、神殿のような空間に目を奪われます。その左手には、ギリシアの神々のワンシーンを模った壁面彫刻が。この空間とのフィットに多くの方が感銘を受けることでしょう。入口を入ると、海と竹林庭園を望む絶景ラウンジ・・展示されている作品を見るまでに、ここまで感動できる美術館は少ないでしょう。





【庭園・レストランの付帯設備を愉しむ】

「MOA美術館」には、全部で5つの飲食店、庭園、売店が施設内に併設されております。それら全てがハイセンスであるため、美術品観賞以外にも時間を有意義にお過ごしいただけます。こちらは、併設するカフェ「the café」 。ガラス張りの窓からは、美しい芝越しに熱海の海が観賞できます。



スイーツレストランとしては、都内の人気店、「La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka」がこちらの美術館内でも絶大なる人気を誇っております。目と舌で楽しめる様々なメニューが用意されており、中でもこのベリーとカシスのスイーツが絶品でした!実は、スイーツを盛り付けている器も、美術館ならではの骨董品を使用しているとのこと。細部にまでこだわるスタイルは、「MOA美術館」ととてもマッチしています。



竹の原生林が坂に沿ってあり、その中にある竹林庭園。こちらでは、坂の高低差が竹、太陽の光と絶妙なバランスでマッチしており、独特の世界観に包まれております。多くの方が、茶室や庭園に向かわれますが、竹林庭園は必ずお見逃しなく。




竹林庭園を鑑賞した後は、美しい枯山水の庭園の中にある、「茶室 一白庵」で庭園を眺めながら水菓子と抹茶を嗜む贅沢なひと時。お店の中では茶室をはじめとした、今は中々味わえない、和の雰囲気を味わえます。ここまで赤の番傘が似合う情景は中々ないでしょう。







茶室から小道を挟んだ先には、「和食 花の茶屋」、「二條新町 そばの坊」、2つの飲食店と、鑑賞可能な尾形光琳邸を佇みます。



売店では、MOA美術館にちなんだオリジナル商品や、厳選された地域のお土産、雑貨が販売されております。



【作品・企画を愉しむ】

多くの魅力的な作品が年間固定で展示されており、企画の作品もほぼ毎月入れ替わります。皆様の感動と愉しみを奪ってしまう形になるので、パンフレット等に載っている代表的な作品を紹介するだけに留めます。企画の作品の中に数点撮影不可のものがありますが、原則作品の写真撮影は可能です。中でも、豊臣秀吉の逸話、「金の茶室」を再現した空間には心を奪われます。また、国宝として認定されている陶器も、神妙な雰囲気を醸し出しております。最後に見逃してはいけないのが、最上階にある、舞台。イベント等で活用されていないときでも、外から舞台の観賞ができます。何かの催し物なかったとしても、観る価値がある美しい空間です!