営業時間 | 午前9時~午後5時(最終入館は4時30分まで) |
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住所 | 静岡県熱海市昭和町4-2 |
電話番号 | 0557-86-3101 |
駐車場 | 普通乗用車37台 |
公式ホームページ | https://www.city.atami.lg.jp/kiunkaku/index.html |
「起雲閣」は、熱海の市街にある、熱海を代表する元高級宿泊旅館です。現在は営業はしておらず、有形文化財として、一般開放をしています。こちらには数回足を運びましたが、こちらが運営しているときに行けなかったのが残念極まりないです。一言でいうと、「無駄」の極みです。宿泊業界では、「無駄」が単価を産むという格言があります。なぜそこにこだわる、なぜそこにお金をかける。今のご時世では考えられないような「無駄」が施設内や庭園に施されており、目を奪われます。現に、高級旅館が集う一休.comに掲載されている施設をみても、ここまでいい無駄がある施設はありません。文豪、財界の著名人が、「起雲閣」をよく利用されていたようです。彼らも、「起雲閣」の無駄に心を奪われた一人なのでしょう。また、起雲閣は、着物で歩くにはもってこいの情緒溢れるスポットです。着物レンタルの体験もお試しください。
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まず、「起雲閣」は、駐車場を使用するか否かで入口が異なります。駐車場を利用しない場合は、立派な門構えの正面玄関寄り、駐車場を利用する場合は、駐車場に直結する庭園の入口から入館できます。正面玄関の先にある松。この立派で傾いている松に多くの方が心を奪われるでしょう。そして、庭園入口方面から入る方も、手入れされて美しい木々に囲まれた庭園に心を奪われます。数多くの愉しむポイントがある「起雲閣」ですが、主に楽しむポイントは、「客室」、「庭園」、「喫茶店」です。
【客室】
玄関から入ってすぐの客室「麒麟」では、「起雲閣」の生い立ちや館内の説明をしてくれます。別荘から始まり、その時代を代表する実業家の手を渡り歩いたようです。
客室タイプは、和室と洋室があります。それぞれ全く異なった方向性で最高峰の趣を持っております。太宰治などの文豪が長期滞在した和室には、執筆用のスペースがあったり、その部屋に泊まった文豪の紹介もしています。
至る所まで工夫を凝らした洋室は、客室としての次元が異なります。柱一本とってみてもこだわり抜いており、タイル、ソファー、暖炉、ステンドグラス、目を奪われるものを挙げだしたらキリがありません。その時代の最高峰のものを集めたとのことです。
【庭園】
「起雲閣」は、庭園から造られた施設です。最初に庭園を造り、その庭園を望めるように、その庭園が活きるように造られたとききます。庭園無くして、「起雲閣」はないといっても過言ではないでしょう。数十メートルはあるであろう高い木々と、50センチほどの木々、それらがとても美しく調和されております。また、2つの池があり、水があることで全体がより美しい情景を醸し出しています。そして、庭園内に高低差があり、その高低差により、移動距離が長くなり、敷地の面積以上に広さを感じます。建物の中から眺める庭園はとても美しいですが、庭園から見る建物もこれまたとても美しい。
【喫茶店】
併設する喫茶店「やすらぎ」は、その名のごとく、クラシックな洋風の雰囲気の中、貴族のような時間を楽しめます。しかし、メニューは貴族的ではなく、とても良心的。こちらの水菓子と抹茶のセットは、600円ほど。広大な敷地、庭園を散策し疲れた体を癒すにはもってこいのスペースです。
住所:静岡県熱海市昭和町4-2
アクセス:熱海駅より徒歩20分
電話番号:0557-86-3101
料金:大人610円、高・中学生360円、小学生以下無料
営業時間:午前9時~午後5時(最終入館は4時30分まで)
駐車場:普通乗用車37台
休日情報:毎週水曜日(祝日の場合は開館)、12月26日~30日
最寄りの駅:
公式ホームページ:https://www.city.atami.lg.jp/kiunkaku/index.html
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