伊豆高原アンティーク・ジュエリー・ミュージアム

伊豆高原の宝石や中世ヨーロッパをテーマにした美術館。数百年前のジュエリーや装飾品、衣装など、心奪われる美しく貴重な装飾品を愉しむ

伊豆急行線伊豆高原駅から車で5分程に位置します。施設には、美術品の展示場、売店、着付けスペースが完備されています。中世ヨーロッパのジュエリーや装飾品を展示してあり、そのいくつかはよくテレビ番組に貸出されております。ドレスを着ての記念写真撮影のサービスも人気です。入口での検温と消毒などの感染症対策を講じています。所要観光時間は1時間ほどです。作品は全て屋内にあるため、悪天候時でもお楽しみいただけます。
営業時間9:30~17:00 (ご入館は16:30まで)
住所静岡県伊東市八幡野1030-63
電話番号0557-54-5566
駐車場20台完備(無料)
公式ホームページhttps://www.antique-museum.com/

周辺情報伊豆高原アンティーク・ジュエリー・ミュージアム

周辺の宿泊施設伊豆高原アンティーク・ジュエリー・ミュージアム

1. 紳士淑女からお子様連れまで、年齢や志向に合った楽しみができる
2. 自分の数倍生きているジュエリーを鑑賞し、目の保養をながら歴史、文化を学べる
3. ドレスを装飾し、貴族気分で記念写真撮影ができる

こちらの施設は、観光地からは少し離れた、閑静な城ケ崎海岸に佇んでいます。噴水、花壇、木々と美しく整備された庭園を通り、煉瓦で形作られたスタイリッシュな玄関が見えてきます。こちらの施設には、2回ほど足を運びました。回数を重ねるごとに理解できる部分が多いため、今後も通う予定です。

アーチ状の玄関をくぐると、スタッフの方やとてもお洒落な館長さんが、ご丁寧にお出迎えをしてくれます。こちらの館長さんは、自らがジュエリーを作られるようで、入口に展示してありました。とてもこだわりが強い方で、アンティークやジュエリーに関する解説をわかりやすくして頂けます。

1階のフロアでまず目につくのが、紫色のドレス。とても味があるので解説を見てみると、なんと約200年前のものでした。もちろんミシンなどは存在しないため、全て手縫いです。2世紀が過ぎているのにこの保存状態。最初から感銘を受けました。

そして、周りを見渡すと、こちらも約200年前のブローチやピアス。ヒルナンデスで取り上げられたり、鑑定番組によく貸し出しをされるそうです。館長さんに、どのようにこのような年季が入って貴重なものを手に入れることができたのかを尋ねてみました。館長さんいわく、「40年くらいかけて、欧州を歩き回り、手に入れました。」とおっしゃっておりました。このような作品を数多く見れると思い、心が躍ります。

階段を登り2階に向かうと、これまたシックなドレスが展示してあります。2階は作品のテーマごとに3つのフロアに分かれており、各々違った作品を鑑賞できます。宝飾品の解説には、その宝飾品の歴史はもちろん、その当時のできごと、当時の日本での出来事などが比較してあり、宝飾品が作られた背景も知ることができます。歴史好きにはたまらないですね。自分が生まれるよりはるか昔から存在し、今現在それが自分の前に飾られている。まさに、ロマンです。

特に印象的だったのは、貝の濃淡を利用した浮彫彫刻である、「カメオ」コーナー。素人目にもわかる精巧さ。よくここまで作り込んだものだと、数百年前の方を尊敬してしまいます。

2階の鑑賞が終わり1階に降りると、売店やドレスの試着コーナーがあります。子ども用のドレスも多々あり、お子様も大満足されそうです。男性用の衣装もあるので、いつか家族で足を運んでみたいものです。その向かい側には、ビーズを用いての、宝飾品の製作コーナーも準備されておりました。

教養溢れる紳士淑女から、ドレスを着てみたいお子様まで、老若男女愉しめる施設です。城ヶ崎海岸、伊豆高原に来た際には、ぜひ足を運んでみてください。

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