伊豆半島ジオパーク　伊東ビジターセンター　ジオテラス伊東　伊豆高原駅内

伊豆急行線伊豆高原駅に併設する、世界ジオパーク伊豆の伊東地区のビジターセンターです。ジオパークとは、「地球・大地（ジオ：Geo）」と「公園（パーク：Park）」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球（ジオ）を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。それらを紹介する、ジオテラス伊東と同じようなビジターセンターとしては、修善寺地区のジオリア、南伊豆の石廊崎オーシャンパークなどがあります。こちらでは、伊東地区のジオスポット、大室山、一碧湖、城ヶ崎海岸の紹介をメインにしながら、それらへのガイドの手配も承っています。各スポットの紹介は、それぞれの記事をご参照いただけたら幸いです。駅に併設しており入場が無料なので、自分の持ち時間に応じて、気軽に立ち寄ることができるのがとても大きいですね。

伊豆高原駅の桜並木口の階段を登ると、まず受付があります。各スポットへのガイドをお願いする際には、こちらの受付にお声がけください。また、ジオガイドさんが数名で施設の運営をしています。そのため、施設内の展示物を見ていて疑問があったら、気軽に話を聞くことができ、自らの好奇心を満たすことができます。地元の方が大半なので、オススメの観光スポットなどについて聞いてもいいかもしれません。

施設に足を踏み入れると、まず視界に入るのは、桜庵という茶室と、伊豆半島全域のジオスポットがわかる伊豆半島の模型です。茶室には、伊東地区のスポットの石などが飾ってあり、茶室の雰囲気とマッチしています。

こちらが伊豆半島の模型です。ボタンを押すとそのジオスポットが光る仕掛けですので、ジオスポットの場所が明確にわかります。伊豆半島の地図を見る機会はあるかと思いますが、天城の山々、達磨山など、立体的に土地の高低まで見る機会は中々ないかと思います。

もう少し奥に行くと、伊豆半島の生い立ちや、その時の石などが掲示してあります。

大室山の溶岩、城ヶ崎海岸の溶岩など、その種類は多岐に渡ります。実際に目の前で見ながら比較できるのは、こちらの施設ならではの楽しみ方です。

顕微鏡なども用意されており、石の細部まで観察することができます。また、期間限定のイベントを開催していることもあり、それらもとてもユニークです。8月ですと、セミの抜け殻の解説をしておりました。子どもがせみの抜け殻を持ち込み、それについてセミの種類などを教えてくれるというものでした。

伊豆高原駅を利用する際には、5分でもいいので、ぜひ、ジオテラス伊東に立ち寄ってみてください。その5分で、これまでにない新しい知識をアップデートすることができます。

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