営業時間 | 9:00~16:15 ※雨、風などの天候状況によって、リフトが当日運休する場合があります。 |
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住所 | 静岡県伊東市池672−2 |
電話番号 | 0557-51-0258 |
駐車場 | あり |
公式ホームページ | http://omuroyama.com/ |
伊豆を代表する観光スポット、伊豆高原の「大室山」。こちらには10回以上は訪れました。子どものときには、確か遠足か文化見学で訪れた記憶があります。伊豆として後世に残していきたいという思いが、教育にまで織り込まれております。まさしく、伊豆の文化といえます。小学生の時先生に、「今歩いている伊豆高原も、大室山からできたんだよ。」といわれ、驚きました。10年以上たちその仕組みがわかり、10年越しに先生の言っている意味がわかりました。この付近は15万年前、噴火が立て続けて発生し、伊豆東部火山群を形成しました。そして、約4千年前、この大室山が噴火し溶岩が流れ、伊豆高原を作ったそうです。今は大室山は活動していないため、山頂から噴火口を眺めることができます。噴火口を見られる経験は中々ありません。
そして、私は当時、「なんで山なのに木がないの??」と質問しました。先生は、「山焼きをしているからだよ。」と教えてくれました。この何気ない会話ですが、実は大室山の歴史を表しております。大室山は、毎年2月に「山焼き」が行われております。この山焼きは、約700年続いております。その当時は、いい萱を取ることが目的だったようです。山焼きをするため、大室山には大きな木は生えておらず、あるのは一面のススキのみです。そのススキは、風に揺られ山全体が鼓動しているように見えます。
つまり、大室山は、まさに自然の奇跡に、人の英知を加えた観光資産なのです。
さて、大室山の観光は、リフトに乗ることから始まります。大室山には大きい木がないため、リフトを作ることができたのだと思います。そのリフトに乗りながら、風に揺られるススキを眺めることができます。高度が上がっていくにつれ、振り返ると海も見えてきます。天気がいいと、振り返ると富士山が見えることもしばしばございます。
山頂につくと、お土産の購入や軽食が楽しめる売店もございます。高所の周遊は地味に足にきます・・疲れたらこちらで休憩することをお勧めします!
ここでやはり気になるのは、アーチェリー。この山頂のどこで体験するのだろうと思われる方が大半だと思います。その場所は、噴火口です。
大室山の山頂には、とても大きな噴火口があり、その一番下でアーチェリーが体験できるのです。上から眺めると、このような形をしています。
そして、この浅間神社の鳥居をくぐり、かなり長い階段を下りて噴火口の底に行きます。
下はこのようになっており、下から上を眺めるとかなり長い階段であることがわかります。
噴火口であるため、溶岩の残りが多々点在しています。これが4000年前のものと考えると、かなり感慨深いですね。
噴火口の奥に的が設置してあり、この的をめがけてアーチャリーの矢を放ちます。また、プレイ方法をしっかり説明してくれるので、初めての方でも安心して遊戯ができます。
アーチェリーを愉しんだ後は、長い階段を登り、山頂の周遊に入ります。
山頂では、噴火口に沿って道が整備されており、周遊することが可能です。ここからは、伊豆高原、伊東の街並みだけでなく、遠くの海や島々まで一望できます!周遊するごとに景色がわかるのがまた風情があります。噴火口の反対側は別世界です!
周遊をしながら眺めるアーチェリー場は、このように見えます。
ここから見えるゴルフ場は、ゴールド川奈ゴルフクラブ。その先には、相模湾と富士山が見えます。
この駐車場や独特な建物は、伊豆しゃぼてん公園です。
自然の奇跡と、人の英知が融合した伊豆を代表する観光スポット「大室山」。アクセスも抜群ですので、伊豆にお越しになる際には、ぜひ足をお運びいただき、伊豆の歴史と文化、美しい眺望をご堪能ください。
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