釣り親父の店　めしや　一心

東伊豆白田温泉の国道１３５号線沿いの海鮮料理店です。「釣り親父の店　めしや　一心」。その名の通り、店主さんの趣味が釣りで、自ら釣られた魚を調理したメニューもございます。何度も足を運び、ほぼ全てのメニューを食べさせていただきました。知名度こそ高くはないものの、その味は東伊豆、伊豆でもトップクラスだと断言できます。知名度が高い同じ地区の熱川の「伊豆の味処　錦」さんに勝るとも劣らない名店です。

さて、東伊豆の国道135号線沿い、白田温泉付近にこちらのお店は佇みます。かなり特徴的な看板が設置されているため、比較的見つけやすいかと思います。しかし、駐車場が国道にかなり近いため、駐車時には注意を払ってください。

店内には、カウンター席とテーブル席があり、壁には過去に釣った大物などの魚拓が飾られています。釣り好きならではの内装です。そして、壁には、季節限定のメニューや、おすすめのメニューを記されたポップが展示されています。こちらのメニューは、海鮮丼、アジフライ定食などの定番料理に加え、ここでしか食べられない料理もございます。特に、海産物を知り尽くしている店主ならではの、味付けが光ります。例えば、こちらのトンボまぐろ漬丼では、タレがにんにく醤油。マグロと恐ろしいほどマッチしておりました。

定番料理の海鮮丼も、一心の店主さんが味付けすると、通常のものとは一味も二味も異なります。アナゴ丼も、アナゴの旨味が消えないように味付けされています。

食材同士の相性も追求しており、こちらのうどんは、食感、味ともに異なるマグロの2種類の部位が入っており、味覚の相乗効果を発揮しています。

また、こちらのサバの棒寿司のように、季節限定かつ、ここでしか食べられない料理も多々ございます。わさび一つとっても、チューブではなく、伊豆のわさびを使用しております。そして、「サバとワサビの旨味が消えてしまうため、醤油は絶対に使わないでください。」とのこと。その通りに食べてみると、わさびの香りとサバの旨味にが絶妙に調和しておりました。これを食べに、都内からくる方も多いとのこと。納得する一品です。